TOBA高原とその周辺は肥沃なことで昔から知られており、この地方は今でも活発な火山地域です。TOBA高原は今のTOBA湖周辺の地域をさし、1000年前のTOBA山の噴火で吹き飛ばされた山頂の一部が噴火口を塞ぎ、その噴火口を塞いだ土石は、現在SAMOSIA島として知られています。その後、吹飛ばされた部分と噴火口を塞いだ土石の間にできた広大な谷間に徐々に水が溜り、現在のTOBA湖となりました。
TOBA高原にはマンデリン族によってコーヒーが植樹され、この地域のコーヒープランテーションで栽培されるコーヒーは、なめらかで濃厚なコクと優れた風味を持ったティピカ種100%のコーヒーとして珍重されております。現在では年間25,000~30,000袋のコーヒー豆が収穫されていますが、その中で更に厳選された約10%の豆だけに“TOBA-KO”の名前を冠しています。
原産国:インドネシア
地 域:北スマトラ州リントン地区
標 高:1,300~1,500m
品 種:ティピカ
規 格:G-1
精 選:セミウォッシュド(スマトラ式)